KDEを初めて起動すると、デスクトップはFigure 3-1のようになります。
デスクトップのカスタマイズ | |
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好みの色や写真、あるいはテーマを使用して、デスクトップの外観をカスタマイズできます。KDEのテーマについての詳細は、KDEのWebサイト(http://www.kde.org、日本の場合は日本KDEユーザ会 - http://www.kde.gr.jp - を参照してください。)を検索してください。 |
デスクトップで最初に目につくものは、[プリンタ]、[CD-ROM]、[フロッピー]ディスクドライブ、[ごみ箱]などを示すアイコンです(Figure 3-2を参照)。
[フロッピー]と[cdrom]の2つのアイコンには、これらのデバイスへのショートカットが用意されています。アイコンをクリックすれば、対応するデバイスにアクセスすることができます。
フロッピーディスクのフォーマット | |
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フロッピーディスクをドライブに挿入してからデスクトップの[フロッピー]ドライブを選択したときに、「マウントできませんでした」のようなエラーメッセージが表示されることがあります。 これは、ドライブに挿入したフロッピーディスクが、Linuxのext2ファイルシステムフォーマット以外の、MS-DOSのような別のファイルシステムのフォーマットであることを示しています。MS-DOSやext2でフォーマットされたフロッピーディスクへのアクセス方法についての詳細は、第17章の「フロッピーディスクの使用」the section called フロッピーディスクの使用 in Chapter 13を参照してください。 |
ドライブアイコンを右クリックすると、これらのアイコンを使用して作業するためのオプションが表示されます。オプションには、デスクトップからアイコンを削除する[削除]と[ゴミ箱に移動]、アイコンを他の場所へコピーすることができる[コピー]、[マウント]、今のところ使用しない[アプリケーションで開く]です。
デバイスの「マウント」 | |
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通常は、ドライブをクリックするだけでそのドライブを使用することができます。ほとんどのデバイスは自動的にマウントされます。しかし、デバイスのマウントの必要を示すエラーメッセージが表示される場合もあります。フロッピーディスクやCD-ROMをマウントするということは、デバイスの内容を利用できるようにするということです。以下のようなコマンドを入力してCD-ROMをマウントします。 mount /dev/cdrom /mnt/cdrom このコマンドによって、マウントするデバイス(/dev/cdrom)とマウントする場所(/mnt/cdromディレクトリ)がシステムに示されます。 |
[ごみ箱]は、不用になったものをドラッグ&ドロップしてまとめておく場所です。ごみ箱を右クリックして、[ゴミ箱を空に]を選択すると、ごみ箱にまとめられていたものが、システムから削除されます。
[プリンタ]]は、印刷中または印刷予定のジョブを意味する印刷キューを表示します。これは、印刷処理の進行状況を簡単に監視できるツールです。