Red Hat Linux 7.1をインストールする時に、セキュアサーバーパッケージをインストールしなくても、後からセキュアサーバーをインストールすることも可能です。この場合、 RPM 、 Gnome-RPM 、または Kpackage を使用してRed Hat Linux CD-ROMに含まれているRPMパッケージをインストールするのがもっとも簡単な方法です。
RPMを使ってインストールするときに、システム上でWebサーバーが稼働している場合は、セキュアWebサーバーをインストールする前に、サーバープロセスを停止しなければなりません。Apache Webサーバーが稼働している場合は、以下のコマンドの1つまたは両方を実行してサーバープロセスを停止します。
/etc/rc.d/init.d/httpsd stop /etc/rc.d/init.d/httpd stop |
GNOMEまたはKDEを起動している場合は、 Gnome-RPM や Kpackage などのGUIプログラムを使用してセキュアサーバーのパッケージをインストールすることができます。
Gnome-RPM の使用方法の詳細については、 オフィシャル Red Hat Linux 入門ガイド を参照してください。Kpackage の使用方法に関しては、 Kpackage Handbook を参照してください。Webページは、 http://www.general.uwa.edu.au/u/toivo/kpackage です。
必要なパッケージのインストールが完了したら、次のステップで鍵を作成して証明書を取得します。本ガイドのthe section called 証明書とセキュリティの概要に進んで鍵と証明書を作成してください。
セキュアWebサーバーのパッケージはRPM形式で提供されるので、 RPM でパッケージをインストールすることができます。オフィシャル Red Hat Linux カスタマイズガイド を参照して RPM に関する詳細情報を入手してください。インストールするパッケージを確認するには、Table 13-1を参照してください。
セキュアサーバーのパッケージをインストールした後でApacheのバージョンをアップグレードする場合は、the section called 以前のバージョンのApacheからのアップグレードを参照してください。Apacheをアップグレードしない場合は、the section called 証明書とセキュリティの概要に進んでください。