インストールプログラムのユーザーインターフェイス

Red Hat Linuxの テキストモードインストールプログラムは、画面単位のインターフェイスを 採用し、グラフィカル ユーザーインターフェイスで広く使われているスクリーン ウィジェットをベースにしています。図5-1図5-2でその画面を見ることができます。

図 5-1. インストールプログラムウィジェットの例 TCP/IPの設定

図 5-2. インストールプログラムウィジェットの例 Disk Druid

ここで、図5-1図5-2の 例にあるウィジェットの中から重要なものを説明します:

キーボードでの操作

インストールダイアログ間の移動は、簡単なキー操作の組合せで実行できます。カーソルを 動かすには、[左]キー, [右]キー, [上]キー, 及び [下]キーの矢印キーを使用します。[Tab]キーと [Alt]キー-[Tab]キーを使用すれば画面上のウィジェット間を 前後に巡回できます。そして、ほとんどの場合、画面の下部にカーソル移動キーの説明があります。

ボタンを「押す」操作はカーソルをそのボタン上に移動して(例:[Tab] キーを使用して)、[Space]キーまたは[Enter]キーを押すことに よって出来ます。項目リストから1つを選ぶには、カーソルをその項目に移動してから[Enter ]キーを押します。チェックボックス内の項目を選択するのは、カーソルをその項目に移動して [Space]キーを押します。その選択を解除するにはその項目上でもう一度[ Space]キーを押します。

[F12]キーを押せば、現在の値をそのまま採用して、次のダイアログへ 進みます。これはOK ボタンを押すことと同じ効果です。

注意用心
 

インストールプロセス中、ダイアログボックスが入力待ち になっている時以外は、キーに触れないようにして下さい、(触れると予期しない結果を 招くことがあります。)