LDP では、独自の DSSSL を使っていて、それによって、背景部分や HOWTO の 最初のページにある目次の自動生成機能を付け加えています。その最新バージョンは、 http://www.linuxdoc.org/authors/tools/ldp.dsl にあります。
ファイルが手に入ったら、DocBook DSSSL ファイルの置き場所に基づいて 先頭の数行を修正する必要があるかもしれません。わたしの例では、Cygnus ツール セットを使っています。
ldp.dsl ファイルを /usr/lib/sgml/stylesheets に置いて、それを好きなエディタで開いてください。次のように なっているのがわかると思います。
もし違う DSSSL を使っているなら、上記ふたつのファイルのところが HTML 用と プリント用の DSSSL ファイルを指すように変更してください。通常、それらは html や print と呼ばれるディレクトリに入っています。
以上が済めば、HTML ファイルの出力ができるようになります。
bash$ mkdir HOWTO-HOWTO ; cd HOWTO-HOWTO bash$ jade -t sgml -i html -d /usr/lib/sgml/stylesheets/ldp.dsl\#html ../HOWTO-HOWTO.sgml |
最初のコマンドでは、出力ファイルを入れるディレクトリを作成しています。 次のコマンド(jade を使っている方です)では、文書のセクションごとの個別の HTML ファイルを生成しています。RTF などを出力したい場合は、次のように してください。
bash$ jade -t rtf -d /usr/lib/sgml/stylesheets/ldp.dsl ../HOWTO-HOWTO.sgml |