関数リファレンス - システム設定関数


ArxQuerySysInfo / ArxQuerySysValue / ArxSetSysValue

[3.5][KEY][MOU][WIN][OTH]
機能:システム情報またはシステム値の取得及び設定を行います。

構文:rc = ArxQuerySysInfo( num , rad )
rc = ArxQuerySysValue( num , rad )
rc = ArxSetSysValue( num , val , update )

num ··· システム変数ID、システム値ID
rad ··· 戻り値の形式(省略可)
val ··· システム値に設定する数値
update ··· システム値の変更を通知するフラグ(省略可)

 「ID」には、それぞれ DOS/PM-API の DosQuerySysInfo()WinQuerySysValue()WinSetSysValue() で指定する引数と同じ値(または、シンボルの頭部(QSV_,SV_)を除いた文字列)を指定します。
 「戻り値の形式」には、戻り値に16進数を希望する場合に「HEX」を指定します。 その文字列の中に 「H」の字が含まれているかどうかで、 「戻り値の形式」を何れにするかを決めるので、先頭の1字以外は省略可能です。
(省略時は10進数)

 「システム値の変更を通知するフラグ」には、システム値の変更を、デスクトップ上の全てのウィンドウに通知する場合に「UPDATE」を指定します。その文字列の中に 「U」の字が含まれているかどうかで、フラグ指定の有無を判断しますので、先頭の1字以外は省略可能です。

 関数が正常に終了すると、それぞれ DosQuerySysInfo()WinQuerySysValue()WinSetSysValue() の API の戻り値をそのまま返します。

 これらの関数は、PM アプリケーション開発に精通されている方以外は、使用しないで下さい。

例:
rc = ArxQuerySysInfo('MS_COUNT','Hex')
/* システム起動後の経過時間を16進数で取得 */
rc = ArxQuerySysValue('INSERTMODE')
/* 入力フィールドが挿入モードかどうかを確認 */
rc = ArxSetSysValue('CYSIZEBORDER',
,ArxQuerySysValue('CYSIZEBORDER')*2,'UPDATE')
/* サイズ変更可フレームの縦の幅を2倍にして、すぐに全てのウィンドウに反映させる */


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