ここでは、一般的な作業を素早く行うときに使用するキーボードショートカットを
説明します。この一覧に示してあるものがすべてではなく、他にも多くの設定が
あります。コマンドライン及び、キーボードショートカットについての追加情報は
以下のサイトでご覧ください。
[Ctrl] + [Alt] +
[Backspace] = 現在のXセッションを抹消。グラフィカルな
デスクトップのセッションを抹消してログイン画面に戻ります。これは通常の
方法でセッションを終了できないときに使用してください。
[Ctrl] + [Alt] +
[Delete] = Red Hat Linuxシステムのシャットダウンと再起動。
現在のセッションをシャットダウンした後、OSを再起動します。
これは通常のシャットダウンができないときにのみ使用してください。
[Ctrl] + [Alt] + [Fn]
= 画面切り替え。[Ctrl]+[Alt] + ファンクションキー
の一つで、新しい画面を表示します。デフォルトでは、[F1]
から[F6]まではシェルプロンプト画面で[F7
]はグラフィカルなデスクトップ画面を表示します。
[Alt] + [Tab] = グラフィカルなデスクトップ環境で
タスクの切り替え。一度に複数のアプリケーションを開いている場合、[Alt
] + [Tab]を使用して同一デスクトップ上に開いているタスクと
アプリケーションを切り替えることができます。
[Ctrl] + [a] = カーソルを行頭へ移動。
この機能はほとんどのエディタで有効で、Mozilla
のURLフィールドでも使用できます。
[Ctrl] + [d] = シェルプロンプトからの
ログアウト(そして閉じる)。exitや logoutのコマンドをタイプしないでログアウトする
ショートカットです。
[Ctrl] + [e] = カーソルを行末へ移動。
この機能はほとんどのエディタで有効で、Mozilla
のURLフィールドでも使用できます。
[Ctrl] + [l] = ターミナルをクリア。
このショートカットはコマンドラインにclearと
タイプするのと同じ役目をします。
[Ctrl] + [u] = 現行ラインのクリア。
ターミナルで作業しているとき、カーソル位置から行頭まで現在使用
している行を一度にクリアします。
[マウスの中央ボタン] = ハイライト部分の貼り付け。
左クリックで目的部分をハイライトしてから、貼り付けをしたい位置に
カーソルを指定します。マウスの中央ボタンを押すと貼り付けができます。
マウスシステムで、マウスを3つ目ボタンにエミュレートするよう設定した場合、
右と左の両方のマウスボタンを同時にクリックして貼り付けができます。
[Tab] = コマンドのオートコンプリート。シェルプロンプトで作業を
しているときに使用します。目的のコマンドまたはファイル名の最初の数文字を
タイプして、[Tab]キーを押します。自動的にコマンドの全文が
出るか、またはタイプした数文字と合致するコマンド侯補をすべて表示します。
[↑] と [↓] の矢印 = コマンド履歴の表示。
シェルプロンプトで作業中に、[↑]キー または [↓]
キーを押して、いままでに現在のディレクトリで入力したコマンドの履歴を
スクロールできます。使いたいコマンドが見つかったら[Enter]
を押します。
clear = シェルプロンプトのクリア。このコマンドを入力
すると、シェルプロンプト画面から表示されていたすべてのデータが消えます。
exit = ログアウト。シェルプロンプトでこのコマンドを
入力すると、現在のユーザーアカウントまたrootアカウントからログアウト
します。
history = コマンドの履歴表示。シェルプロンプトでこの
コマンドを入力すると、いままでに入力した1000件のコマンドが番号付きの
一覧で表示されます。もっと短い一覧を表示するには、history
とタイプしてからスペース、そして表示件数を入力
します。例えば、history 20とします。.
reset = シェルプロンプト画面のリフレッシュ。
文字入力が正常でない場合などに、このコマンドを入力すると
画面がリフレッシュされ再構成ができます。