Red Hat Linux 7.1: The オフィシャル Red Hat Linux リファレンスガイド | ||
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CCVS を設定する前に、組織のシステムに関する質問や、どのように CCVS をセットアップしたいのかという質問に答えられるようにしておく必要があります。 設定プロセスの準備をするには、確実に以下のステップを実行してください。
プログラムに同梱されるすべてのマニュアルとErrataを読んでください。 インストール先と、オンラインのccvsマニュアルの入手先については、the section called その他のリソースを参照してください。
setup.txt に記入します。これは、特定のプロトコルを使用するように CCVSを設定する際に必要な、特定の情報を説明するワークシートファイルです。 setup.txt に記入することにより、設定プロセスに必要なすべての情報をあらかじめそろえることができるので、設定プログラムを実行したときに慌てなくてすみます。 setup.txt は、 /usr/share/doc/CCVS-<version> ディレクトリの中にあります。 またhttp://www.redhat.com/products/software/ecommerce/ccvs/support/docs/setup.txt から入手することもできます。
注意 | |
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セットアップワークシートでは、何らかのプロトコル固有情報を要求されます。 使用する予定のプロトコルに関する情報のみを記入すれば十分です。 その他のプロトコルに関する情報をワークシートに記入する必要はありません。 |
CCVS設定プログラムによって、モデムに関する質問が行われるので、適切な情報を用意しておいてください。 サポートされているモデムでは、以下の初期化文字列を使うことができます。
\r~~~\rAT &D3 X4 E0 &K0 &Q0
\r~~~\rAT E0 L0 M1 V1 X4 &K0 &M0tab.+FCLASS=0
\r~~~\rAT E0 %C0 \\N0
サポートされているモデムを使用している場合は、設定プログラムは、初期化文字列の確認を指示するだけです。 使用しているモデムが上記に一覧されていない場合は、モデムのマニュアルを読み、すべての圧縮機能とエラー修正機能を無効化するための文字列と通常使用時のためにモデムをリセットするための文字列を調べてください。 設定プロセス中に、これら2つのモデム文字列を設定する必要があります。