Red Hat Update Agent 設定ツールの[Retrieval/Installation Settings]は、予防措置として、最新のRed Hat Linuxパッケージをダウンロードしインストールするためのものです。まだ設定していない場合は、Red Hat Network Webインターフェイスからダウンロードしてください。
[Errata]タブで、[Errata Report]の中にあるerrataの概要のリンクをクリックしてください。すると、そのerrataの対策に必要なパッケージの一覧が表示されます。ダウンロードするパッケージを選んでください。Red Hat Network Webインターフェイスでは、この後の処理の仕方を次の3つの中から選ぶことができます。
[Download Now]ボタンは、指定したRPMを今すぐにダウンロードします。
[Download Later]ボタンは、指定したRPMを[Your Download List]に追加します。このリスト上のRPMパッケージは、画面の右上隅にある[Your Download List]リンク([Your Download List]にパッケージが何もないときは表示されません)をクリックしてダウンロードすることができます。[our Download List]ページでは、リストにあるパッケージをダウンロードしたり保存したり削除したりすることができます。
[Queue Delivery]ボタンは、Red Hat Networkに対して、そのパッケージを配布するように指示します。パッケージは、Red Hat Update AgentとRed Hat Network Daemonによって配布されます。次回、このデーモンがRed Hat Networkに接続したとき、その時点で配布待ちになっているパッケージを自動的にダウンロードします(up2date-configの設定で[Do Not Install Packages]が非選択状態になっていれば、インストールもします)。