セキュリティ上の理由から、WebベースでのLinuxconfに対するアクセスはデフォルトで無効になっています。WebブラウザからLinuxconfにアクセスするためには、Webアクセスを有効にする必要があります。以下にその方法を説明します。
Linuxconfのツリーウィンドウの[Config]タブで、Networking=>Misc=>Linuxconf network accessを選択します。
右側に[Linuxconf html access control]パネルが表示されるので、Linuxconfのアクセスを許可する必要のあるコンピュータのホスト名をすべて入力します。ローカルでもWebベースのインターフェイスを使用したい場合は、自分自身のシステムも組み込みます。チェックボックスを選択することによって、Linuxconf関連のWebアクセスをシステムのhtmlaccess.logファイルに記録することができます。
[Accept]ボタンをクリックします。
また、/etc/xinetd.d/linuxconf-webファイル内のdisable行が
disable=no |
これでWebベースのアクセスが有効になるはずです。試してみるには、アクセス制御リストに追加したシステムのから、Webブラウザで以下のURLを入力します。
http:// <host> :98/ |
もちろん、<host>はシステムのホスト名と置き換えます。これでLinuxconfのメインページが表示されるはずです。先頭ページ以降にアクセスするためには、システムのrootパスワードを入力する必要があることに注意してください。
同じステップを実行し、ホストの代わりにネットワーク名を入力することにより、Linuxconf に対するネットワーク全体のアクセスを有効化することができます。