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9. 詳しい解説

9.1 コンピュータ間で LVM のディスクを移動する

この新しい技術を利用すると、単純な作業、たとえばあるマシンから他のマシンに ディスクを移すような作業が、やや手の混んだものになるかもしれません。LVM を 使用する以前であれば、やるべきことは、そのディスクを新しいマシンに取り付け て、ファイルシステムをマウントすることだけでした。LVM を用いると少しやること が増えます。LVM の構造は両方のディスク上と /etc/lvmconf に保存されています。 したがって唯一確認しなければいけないことは、ボリューム・グループが含まれている ディスクがいくつあっても、ボリューム・グループが属することになるマシン上で 認識できるかということです。これを行うのが、vgexport コマンドです。 vgexport は単純に /etc/lvmconf にあるボリューム・グループの構成から 削除するだけですので、ディスク上では何も変更ありません。後は、ディスクを新しい マシンに接続して(同じ ID であってはならない)、/etc/lvmconf をアップデートする だけです。それは vgimport を使って行います。

マシン No 1 で、

vgchange -a n vg01
vgexport vg01
マシン No 2 で、
vgimport vg01 /dev/sda1 /dev/sdb1
vgchange -a y vg01

注意すべき点は、同名のボリューム・グループを用いてはいけないということです。 もし vgimport コマンドが設定のバックアップを上げなければ、vgcfgbackup を使って上げてください。

9.2 /etc/lvmtab and /etc/lvmtab.d の再構成

FIXME: もっときちんとした内容を書く


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