LDAP How Toの概要

　本セクションでは、LDAPディレクトリをうまく機能させるのに必要な手順を簡単に紹介します。

1. openldap RPMやその他必要なLDAP関連のRPMがインストールされていることを確認してください。

2. LDAPをシステムで使用する方法については、OpenLDAPサイト（http://www.openldap.org/doc/admin/quickstart.html—LDAPファイルはすでにインストールされているため、「Edit the configuration file」から開始してください）にある『Quick Start Guide』か『Linux-LDAP HOWTO』（http://www.redhat.com/mirrors/LDP/HOWTO/LDAP-HOWTO.html）を参照してください。どちらもこれらのステップの残りについて詳細に説明しています。

3. /etc/openldap/slapd.confファイルを編集し、システムに合った設定にしてください（slapd.confの編集に関する詳細については、the section called /etc/openldap/slapd.confの編集を参照してください）。

4. /etc/rc.d/init.d/ldap startと入力してslapdを起動します（LDAPを正しく設定した後、Linuxconfまたはntsysvを使用して自分のシステムで起動できるようにLDAPを設定する必要があります）。

5. LDAPディレクトリを作成します（LDAPのエントリ例は、PADLソフトウェアのWebサイトhttp://www.padl.com/ldap_examples.htmlにあります）。

6. ldapaddまたはスクリプトにより、LDAPディレクトリにエントリを追加します。

7. ldapsearchにより、slapdが機能しているかどうかを調べます。

8. この時点で、LDAPディレクトリが存在するはずです。次のステップは、LDAP対応アプリケーションをLDAPディレクトリを使用できるように設定することです。