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1. はじめに

この文書の目的は、 email の動作について説明し、 Linux での email ソフトウェアに関して、 「良くされる質問」の定義にあう質問のいくつかに答えることです。

最近の Linux ディストリビューションでは、最初から電子メールが 使えるように設定されています。普通は sendmail-v8 の最近の版を使っていることが多いでしょう。この HOWTO では、 このようなセットアップはすんでおり、インターネットへも 接続できるようになっているものと想定しています。

(ISP への PPP 接続や SLIP 接続の設定方法に関する情報は、 ISP Hookup HOWTO を見てください。)

これに合わせて、 Vince Skahan の 1.x バージョンからは少々体裁が変わり、 この HOWTO はユーザ関係の項目とアーキテクチャとに集中することに なりました。 UUCP や IDA sendmail などの技術的なお話や、 以前にあった重要な項目のいくつかは削除されています。

1.1 この文書の最新版

この文書は毎月、ニュースグループ comp.os.linux.answers にポストされます。またこの HOWTO の最新版は、 World Wide Web の http://metalab.unc.edu/LDP/HOWTO/Mail-User-HOWTO.html でも見ることができます。

1.2 必要なハードウェア

Linux でのメールには、特別なハードウェアは必要ありません。 インターネットへの接続ができるだけのハードウェアがあれば、 その接続を通して email を使うことができます。

1.3 email プログラムのソフトウェアソース

email の利用に必要なソフトウェアは、おそらく お使いの Linux ディストリビューションに既に入っているでしょう。 更新版は Metalab Linux Archive の、特に mail サブディレクトリ で見付かるでしょう。


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