まず /etc
にある sendmail 関連の設定ファイルすべてを
/etc/mail
に移動して、他の設定ファイルと分けま
しょう。sendmail はこれらのファイルが /etc
にある
ものと仮定していますので、問題が生じないように
/etc/sendmail.cf
は
/etc/mail/sendmail.cf
にシンボリック・リンク
を張っておきましょう。
下記のファイルが /etc/mail
に存在していると思います。
aliases
- ローカルで使用されるアドレスが書かれているgenericsdomain
- ローカルに接続されているホストの設定
情報が書かれているgenericstable
- アドレスを書き換えるルールが書かれて
いるsendmail.cf
- sendmail の設定が書かれているsendmail.mc
- sendmail.cf
のソースこれらのファイルの内 .db
ファイルを合わせて持っているもの
もあります。これらはハッシュされているデータベースで、sendmail は
直接こちらを参照します。
sendmail の cf
関連のソース・ツリーが
/usr/lib/sendmail.cf
にあるものとします。
これは Debian GNU/Linux の場合です。他のディストリビューション
では違う所にあるかもしれないので、ディストリビューション付属の
資料を読んで詳細を確認してください。