GRASS (Geographic Resources Analysis Support System)はパブリック・ドメイン のラスター型 GIS です。もちろん ベクター形式のデータも扱うことができます。 また GRASS は画像処理システムでもあり、グラフィック製作システムでもあり ます。米国陸軍技術部隊(the US Army Corps of Engineers)の建築工学研究所 (Constriction Engineering Research Laboratory)(USA/CERL)で開発され、その 他の多くのユーザによって改良されており、世界各国の政府機関や大学、企業で広く 使われています。さまざまな UNIX マシンで動作するように大部分が C 言語で 書かれ、 Linux はその中でも中心になるインプリメンテーションの 1 つです。 GRASS は、以下の機能を持つプログラムを持っています。
他の長所としておげられるのは次の点です。
GRASS はフリーで著作権なしに配付され、これをマシン上でコンパイルして利用
するのが普通です。インターネット経由でダウンロードできるバイナリもいくつか
存在します。もちろん無料で、複雑な手続きも必要ありません。さまざまな種類の
UNIX 上で動作します。
訳註:GRASS は ベイラー大学に本部を置く the GRASS Development Team
(ベイラー大学、イリノイ大学、ハノーファー大学)が管理しています。
1999 年 10 月 25 日に GPL(Gnu Public License)なソフトウエアとなりました。
詳細を知りたい方は、
http://wgrass.media.osaka-cu.ac.jp/grassh/gnu-release.html
を見てください。
この文章は、
Project Assist の GRASS の序文からの引用です。