注意:a.out サポートと ELF サポートのモジュールを同時に持つ ことはできません。どちらもモジュールにしてしまうと、insmod を実 行するために insmod が a.out もしくは ELF サポートをインストール しようとして、ジレンマに陥ってしまいます;-)。全て ELF のシステム だとしても、例えば Netscape のセッション等で a.out が必要になる 場合がありますので、a.out サポートはモジュールにしておきましょう。 モジュールにしないのならば、たぶんカーネルに組み込んでおかなけれ ばならないでしょう。また、ELF 環境に移行していないならば、たぶん ELF 機能はまったく組み込まななくてもいいでしょう。
binfmt_aout.o
)[Kernel support for a.out binaries]
Load command: /sbin/modprobe binfmt_aout.o モジュールパラメータなし
binfmt_elf.o
)[Kernel support for ELF binaries]
Load command: /sbin/modprobe binfmt_elf.o モジュールパラメータなし
binfmt_java.o
)[Kernel support for JAVA binaries]
JAVA は SUN によるオブジェクト指向プログラミング言語です。JAVA プログ ラムは「JAVA バイトコード」にコンパイルされ、様々なオペレーティングシ ステム上のランタイムシステム上で逐次翻訳実行(インタープリト)することが できます。JAVA バイナリは世界共通の実行形式になりつつあります。このオ プションを使えば、JAVA バイナリを他の Linux プログラムと同じように、名 前を打つだけで実行できるようになります。[訳注:java 用のインタープリタ (JDK に内包)が必要です)]
Load command: /sbin/modprobe binfmt_java.o モジュールパラメータなし